身近な野鳥

2016年4月25日 (月)

綺麗な姿のカラス?:オナガ

先日、常総市のきぬふれあい公園に行くとオナガが近くの木で戯れていた。

長時間狙って、紫色気味の羽色の個体の飛翔姿の撮影が出来た。

頭や体の大きさはムクドリ並みの大きさだが、尾羽が 20-23cm と非常に長いのが特徴。

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( オナガ :カラス科 :オナガ属 :全長 約 34-39cm :留鳥 )

頭は黒く、背は淡い灰褐色、翼と尾は青灰色、喉から腹は灰白色で、尾の先が白い。

名の由来は、尾羽が長い事に寄るが、姿は可愛らしいのにカラスの仲間だと言う。

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( :撮影日 :2016/4/22 :常総市:きぬふれあい公園 )

カラスの仲間らしく、群れで行動し、学習能力が高く、警戒心も強い。

鳴き声は「ギューイギュイギュイ」「ゲー、ギー」等と、汚い大声で鳴いている。

警戒心が強く中々近付ずピントが甘く、少し残念な結果だ。

2016年3月 3日 (木)

飛翔姿を見せた:コゲラ

常総市のきぬふれあい公園で、シジュウカラやエナガの群れと遊ぶコゲラを見つけた。

コゲラは、前に見た時にもシジュウカラと一緒で、どんな利点が有るのでしょう。

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( コゲラ :キツツキ目 :キツツキ科  :留鳥  体長:15cm 

この様な現象を混群と言うが、やはり気候や餌の少ない時に多く見られる様だ。

普段、気にしない多種の餌を横取りしたり、群の数が増える事で敵から身を守る為と言う。

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( 撮影日 :2016/3/1 :常総市lきぬふれあい公園 )

今回は、まぐれで飛翔姿が撮影出来たが、翼を拡げた姿は実に美しい。

何時も木を啄いている姿と違い、少しピンボケで残念だが紹介する。

2016年2月 6日 (土)

食べては寝ての:オオヒシクイ

昨年は、1/7日に見に行ったオオヒシクイですが、今年は皆の都合で2/4になった。

前日は遠方より沢山の人が見えたが、野鳥は何処かに行き逢えなかったと言う。

現在の越冬数は過去最高の135羽との事で、主な餌になる2番穂が少なくなってしまた。

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( オオヒシクイ :カモ科 :マガン属 :天然記念物に指定 )

畦道に生えた雑草を無心に『食べては寝て』を繰り返していた。

寝る時と思うが頭を下げ、羽の中に隠す姿が多く写真を撮るには顔が大事なのに!

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( :撮影日 :2016/2/4 :稲敷市の稲波干拓地 )

監視小屋横の小野川には、オナガガモが千羽程がいて、漁船が来ると一斉に飛び立つ。

空が暗くなる程で、映画で見る様な風景だ。

帰路には昨年同様印西市の本埜に寄り、何時ものコハクチョウ等を見て帰宅した。

2016年1月29日 (金)

1月に逢った:カワセミ

例年ヒレンジャクが飛来し沢山の野鳥ファンで賑わう場所へ行ったが、今年は未だの様だ。

帰りに、守谷市の四季の里公園に寄り、今年初めてカワセミに逢えた。

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( カワセミ  :ブッポウソウ目  :カワセミ科 :体長 約 17cm :留鳥 )

花菖蒲の池は鯉を飼っているが何故か、他の小魚も沢山おり、カワセミの格好の餌場だ。

何処に繋がっているのか不明だが、噂では、大雨や増水の時には小魚が入って来ると言う。

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( :撮影日 :2016/1/28 :守谷市:四季の里公園 ) 

池の周りには以前、何かの注意書を記していた看板が2ヶ所に有ったが今は無くなり

カワセミは残されたポールの上が大好きな様で、これが最初のチェックポイントだ。

背中の模様は、水色にも、緑色にも見える輝きで、何時見ても美しいですね。

2016年1月25日 (月)

落ち葉返し?:アカハラ

先日、上面がオリーブ色で頭部に黒味があり、胸から脇腹が赤茶色のアカハラに逢った。

暖かな間は中部以北と北海道で繁殖し、冬には暖地に移動し木の実やミミズ等を食べる。

関東地方では春と秋の渡りの時期に多く、真冬には少なく、更に南下する様だ。

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( アカハラ :スズメ目 :ツグミ科 :全長約 23cm :留鳥 )

長時間枯葉をひっくり返し、隠れている餌を探しているがここでは中々見つからない様だ。

主に昆虫類を食べているが、果実も食べる雑食性の様だ、何を探しているのかな?

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( 撮影日 :2016/1/21 :つくばみらい市:福岡堰 )

地上を歩きながら器用に落葉を嘴でひっくり返し餌を探す姿は中々ユーモラスで

別名で「落ち葉返し」とも呼ばれるが、見ていると中々の働き物に感じた。

胸から脇腹が赤茶色でこれが、呼名の由来と思われるが、腹の中央部は白色だ。

2016年1月23日 (土)

良く見る冬鳥:ツグミ

この時期良く見かけるツグミだが、小走りに移動しては立ち止まり、姿勢を正す。

冬鳥で日本では囀る事は無く、冬には口をつぐんでいる事でツグミの名が付いたと言う。

とは言え、クィクィ又はキュッキューと言った声で鳴く事も多く、声を出さない訳ではない。

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( ツグミ :スズメ目 :ツグミ科 :体長 約 24cm :冬鳥 )

夏季にシベリア北部で繁殖し、冬季になると中国北部へ南下し越冬する。

その一部が、日本にも飛来し越冬すると言うが、その割に数が多く驚きだ。

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( 撮影日 :2016/1/19 :つくばみらい市:福岡堰 )

胸を張って木の枝に止まり、地面に降りて枯葉の下の虫を探す、雑食の野鳥だ。

積雪のない水田の刈跡、畑、草地、河原等広々とした背の低い草地に住んでいる。

日本に来ると群れを解いて田畑や河原に散って生息、3月中半には再び群れで北へ帰る。

2016年1月14日 (木)

胸毛の黄色が目立つ:アオジ

毎年、1月の野鳥の会は寒くて不参加だったが、今年は暖かく、久振りに参加した。

♂の成鳥は頭部は緑がかり緑も含めた青の意味で、名の由来となった、アオジに逢えた。

北海道や本州中部以北で繁殖していて、この辺には冬鳥としてやって来ると言う。

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( アオジ :スズメ目 :ホオジロ科 :全長 約 16cm :冬鳥 )

翼の黄色と黒のスジ模様はスズメに似ている、最も特徴的なのは胸毛の黄色だ。

草むらの中で草の実などを食べている事が多く群をつくる事の少ない小鳥の様だ。

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( 撮影日 :2016/1/10 :常総市 あすなろの里 )

冬の寒い時期には、暖かい平地の藪や市街地の公園に下りて来て食餌をしている。

暖かくなると、高原、山地等の藪の多い場所に帰り、繁殖期を向かえると言う。

ウグイス、ムクドリ、ヒヨドリ等と同様渡り鳥に比べて小規模の季節移動をする鳥の様だ

2015年9月 2日 (水)

本年初に逢った:カワセミ

守谷市の四季の里公園の花菖蒲の池は、鯉を飼っているが何故か?他の小魚も沢山おり。

カワセミの格好の餌場になっており、例年カワセミが来ているが、今年は初めて逢えた。

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( カワセミ  :ブッポウソウ目 :カワセミ科 :体長 約 17cm :留鳥 )

池の周りには以前、何かの注意書を記していた看板が3ヶ所に有ったが今は無くなり

カワセミは残されたポールの上が大好きな様で、最初のチェックポイントだ。

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( :撮影日 :2015/8/31 :守谷市:四季の里公園 )

近くの福岡堰にもカワセミが良く来るが、堰が満水の農繁期には深すぎ、現れない。

早場米の出荷も終わり、福岡堰の水も落とされ、そろそろ会えると思っていたが

カワセミ狙いのポイトは、時期により選ばなければならない。

2015年5月14日 (木)

台風接近でも大丈夫?:ヒバリ

風が強かったが天候も良かったので、千葉県の飛び地の木野崎に出かけてみた。

風を避けているのか、ヒバリのさえずりも無かったが、目の前に2羽のヒバリが現れた。

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( ヒバリ :スズメ目 :ヒバリ科 :全長 約 17cm :留鳥 )

2羽はツガイの様で改めて、さえずりで♀にPRする必要も無いのかも知れ無い?

写真の後ろの方は♀で、少し小型で冠羽も無く、なんとなく優しい感じに見える。

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( 撮影日 :2015/5/11 :野田市:木野崎農地 )

一方こちらは、♂の様で体も僅かに大きく、冠羽を立て少し勇ましい感じがした。

いずれにしても、台風6~7号と続く中、無事子育てに成功して欲しい気がする。

2015年4月13日 (月)

4月の野鳥の会で:キビタキ

今月の観察野鳥数は36種だったが警戒心が強いと言われるキビタキの♂にも逢えた。

人懐っこい個体の様で、30分位も近くの木の枝を飛び回り、写真を撮らせてくれた。

日本では夏鳥として全国の山間部の繁殖地で姿が見られる様だ。

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( キビタキ :スズメ目 :ヒタキ科 :全長 約 13.5cm :夏鳥  )

あすなろの里も渡りの中継地で、東南アジアから渡って来た時に見られると言う。

詳しい人の話では中継地では♂の警戒心も緩み、繁殖地では絶対見れない姿と言う。

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( キビタキの♂ :撮影日 :2015/4/12 :常総市あすなろの里 )

♂は、嘴の下から、腹に掛けて鮮やかな黄色でかなり良く目立つ。

黒い羽根に白い筋、目の上の黄色の筋が綺麗で、喉はやや澄色と中々の美しさだ。

以前に紹介の、秋の渡りの記事は、こちらからご覧いただけます。

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