刺刺が痛い:ヒイラギナンテン
ヒラギナンテンは、台湾、中国に分布する常緑性の低木です。
葉っぱがヒイラギ、実の付き方がナンテンに似ている為にこの名前があります。
光沢のある葉は美しく、姿も低くまとまるので、庭木や植え込みに広く利用されています。
葉っぱに刺刺がありチクチクするので、公園等では進入・立入禁止を目的として
植えられる事もあります。
( ヒラギナンテン :メギ科 :メギ属 :常緑低木 )
また切花(花と言うより枝)としても利用されます。
葉っぱは革質で厚みがあり、縁はぎざぎざになり、その先端がかたく針状になります。
冬になると葉は僅かに赤く色付きます。
春に茎の頂点から花茎を横から斜め下伸ばして小さな黄色い花をたくさん咲かせます。
( 撮影日 :2018/1/10 :常総市:大生郷町 )
雄しべは触れるとめしべの方向に動くおもしろい性質があると言う。
花後には丸い果実がブドウのように房状になって沢山付きます。
果実は6月頃に黒紫色に熟し、表面は白い粉を吹きます。
属名のマホニアはアメリカの園芸学者バーナード・マホンの名前が付きました。
日本には江戸時代の前期に入ってきて、元から野生している物は無いとされます。
現在は、ヒイラギナンテンは東アジア~東南アジア、北アメリカ~中央アメリカに
凡そ100種が知られていると言う。
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コメント
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昔、我が家にもありましたよ。
葉のトゲが魔除けになるというので玄関わきに
植えていました。
投稿: M | 2018年1月12日 (金) 10時22分
Mさん:この樹は、結構沢山植えられていますね。
小さな棘が厄除けになるのでしょう。
昔我が家にも植えて有りました。
今は無くなってしまいましたが・・・・・・・・。
投稿: QG | 2018年1月12日 (金) 11時31分