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2017年11月

2017年11月23日 (木)

果実は液果で1cm球形の:イイギリ

4年前につくば市で見つけたイイギリ(飯桐)だが、未だ有るのかと行ってみた。

未だ元気に成長していて、元気に沢山の実を付けているのが見られた。

春~初夏に、黄緑色の花(萼)を付け、秋に赤い房状の実を多数つけます。

花名は、昔、ご飯を包むのに使われた事により付いたと言われてます。

イイギリは、花弁がなく、黄緑色の五枚の萼片が花弁の様に見えます。

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( :イイギリ :イイギリ科 :イイギリ属 :落葉高木 )

葉が落ちた後に赤い葡萄の房の様な果実が残っている姿は、生花等の素材に使われる。

山地に、生える、太い枝が、一カ所から、放射状にはえるのが特徴的で稀となっている。

またでも、谷沿いの、南斜面に点々と散在している。

樹皮は、淡灰褐色で皮目が多い、 材は白くて柔らかく、キリに似る。

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( 撮影日 :2015/12/21 :つくば市:古舘付近 )

枝は灰褐色、長く横に張り出し、葉は枝の先に集まって互生する。

花は5月に開き、雌雄異株、若い枝の先に、円錐花序を下垂させる。

雄花は多数の雄しべがある、雌花は、花柱が3~6本、退化した短い雄しべもある。

冬、葉が落ちても赤い実は残るために目立つ、赤い実は美味しくはないのだろう。

実が豊作だと、木全体が赤くなり目立つが、山中で毎年豊作を目にするわけではない。

1年枝は褐色を帯び太く、頂芽は大きい、鈎爪状の鱗芽が先端を覆う。

樹脂の分泌がある、 側芽は小さく、ほとんど目立たない。

木の姿がキリに似ている事と、大きな葉を食器代わりに飯を包むのに使われた事から、

イイギリ(飯桐)と名付けられた。

秋(11月ころ)になるとブドウの様な直径1センチほどの赤い実が枝から垂れ下がる。

実は落葉後も長期間、枝に残り、これを狙って小鳥が集まる。

2017年11月17日 (金)

年中活動している?:センダン

四国、九州、沖縄の海岸近くの日当たりの良い所に生える。

伊豆半島以西の暖地に野生状態の物が見られ、これを自生とする説もある。

ふつう高さ5〜10mだが、大きいものは高さ20m、直径80cmに達する物もある。

本年枝は緑色〜暗緑色、太くて皮目が目立つ。

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( センダン :センダン科 :センダン属 :落葉高木 )

関東地方では冬期の寒さで枝の先端が枯死することもある。

葉は互生、長さ30〜80cm、幅25〜70cmの2〜3回奇数羽状複葉。

葉柄は長さ10〜30cm、小葉は長さ3〜6cm、幅1〜2.5cmの卵状楕円形。

先は長くとがり、基部は左右不相称、縁には不ぞろいな鈍い鋸歯がある。

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( :撮影日 :2017/11/9 :常総市豊岡町 )

本年枝の葉腋から長さ10〜15cmの集散花序をだし、淡紫色の花を多数つける。

花弁は5個、長さ8〜10mmの倒披針形で平開する。

雄しべは10個、紫色の花糸が合着して雄しべ筒をつくる。

雄しべ筒の内面には白い毛が生え、先端は細かく切れ込み、内部には黄色の葯がつく。

雌しべは1個、雄しべ筒より短い、花柱は円柱状で、柱頭はまるい。

萼片は5個、長さ約2mmの卵形で、先端はややとがる、果実は核果。

長さ1.5〜2cmの楕円形、10〜12月に黄褐色に熟す。

核は楕円形、縦に溝があり、ミカンの袋が集まっているように見える。

それぞれの袋には細長い種子があり、春の発芽期にはばらばらになって種子をだす。

果実は葉が落ちた後も枝先に残っている事が多い、花期は5〜6月。

冬芽は、平たい球形、芽鱗は褐色で、灰色〜淡褐色の星状毛が密生する。

 

2017年11月 6日 (月)

香り立つ:カリン

原産は中国東部で、山東省、湖北省、広西省、広東省、等に分布する。

日本への伝来時期は不明だと言う。

花期は3月〜5月頃で、5枚の花弁からなる白やピンク色の花を咲かせる。

葉は互生し倒卵形~楕円状卵形、長さ3〜8cm、先は尖り基部は円く、縁に細鋸歯がある。

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( :カリン :バラ科 :カリン属 :落葉高木 )

適湿地でよく育ち、耐寒性があり、未熟な実は表面に褐色の綿状の毛が密生する。

成熟した果実は楕円形で、黄色の大型、トリテルペン化合物による芳しい香りを放ち、

収穫した果実を部屋に置くと部屋中が香りで満たされる程である。

このため中国では「香木瓜」とも呼ばれ、10〜11月に収穫される。

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( 撮影日 :2017/11/5 :常総市豊岡町 

果実肉には果糖、ビタミンC、リンゴ酸、クエン酸、タニシン、アミグダリン等を含む。

花・果実とも楽しめ、更に樹皮・新緑・紅葉が非常に美しく家庭果樹として最適である。

語路合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ庭の表にカリンを植え、

裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いとも言われる。

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