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2017年8月

2017年8月20日 (日)

永い間花が見られる;ムクゲ

中国原産でシリア、インド等ど東南アジアまで自生している高さ3~4mになる低木だ。

非常に丈夫な花木で、殆ど手間は掛らず、芽吹く力が強く刈り込みにもよく耐える。

剪定は基本的に花芽のない秋~春の落葉期(休眠期)に行うと言う。

春に芽が伸び始めてからも作業は可能ですが、5月中~下旬までに終わらせる様にする。

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( ムクゲ: アオイ科 :フヨウ属 :落葉樹 :樹高3~4m )  

枝が混み、枝の付け根から切り落として樹の内部までしっかりと日が当たる様にする。

日当たりの良い場所で育つので、明るい日陰でも生長はするが極端に花付きが悪くなる。

地植えは一度根付いてしまえば水やりをする必要はありません。

生長スピードが速く、肥料を吸う力も強いので必要なら6月頃にも化成肥料を与える。

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( 撮影日 :2017/8/19 常総市豊岡町 )

鉢植えの植え替えは春に暖かくなってくる3月頃が適しています。

いずれも枝を長さ10~15cmに切り用土に挿します。

春~夏にかけて新芽や枝にアブラムシが付き易いです。

また、他のアオイ科の植物同様に夏から秋にかけてハマキムシがよく見られます。

ハマキムシは葉を食害する害虫で、葉をつづり合わせてその中で生活します。

いずれも見つけ次第薬剤を散布して駆除します。

2017年8月 3日 (木)

大きな花の咲く:アメリカフヨウ

北アメリカ原産で、毎年花を咲かせる宿根草で、草丈が1-2mになる大型の草花だ。

主な開花期は7月-8月で大輪のハイビスカスの様な花をつけます。

咲いたその日にしぼんでしまう1日花で、一輪の大きさは15cmから20cm程です。

しぼんだ花はこまめに摘み取り、株をきれいにして置きます。

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( アメリカフヨウ アオイ科 フヨウ属 宿根草 )

冬に入ると落葉して休眠するので、枯れた枝は地際で切り取ります。

凍結の心配がある場合は防寒のために腐葉土等を厚めに盛っておきます。

野生種は湿地に自生する植物で、湿り気のある土壌を好みます。

鉢植えのものは土が乾き易いので水切れに注意しましょう。

肥料は植え付ける際に堆肥や腐葉土を土に混ぜ込んで置くと良いでしょう。

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( 撮影日 2,017/8/1 常総市豊岡町 自宅の庭 )

初夏-夏の気温が高い時期は生育旺盛なので、時々追加の肥料を与えます。

地植えの場合株分けをするとき以外は植えっぱなしでかまいません。

適期は芽を出し始める3月下旬-5月中旬です。

株が横に張るので花壇に植える場合、1mほど間隔をとります。

鉢植えは6号-8号鉢(直径18cm-24cm)に1株が目安です。

大きくなり根も太くなった株を株分けして増やすことが出来ます。

種皮が堅く水を吸いにくいので、充分吸水させるか表面に軽く傷を付けてから蒔きます。

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