永い間花が見られる;ムクゲ
中国原産でシリア、インド等ど東南アジアまで自生している高さ3~4mになる低木だ。
非常に丈夫な花木で、殆ど手間は掛らず、芽吹く力が強く刈り込みにもよく耐える。
剪定は基本的に花芽のない秋~春の落葉期(休眠期)に行うと言う。
春に芽が伸び始めてからも作業は可能ですが、5月中~下旬までに終わらせる様にする。
( ムクゲ: アオイ科 :フヨウ属 :落葉樹 :樹高3~4m )
枝が混み、枝の付け根から切り落として樹の内部までしっかりと日が当たる様にする。
日当たりの良い場所で育つので、明るい日陰でも生長はするが極端に花付きが悪くなる。
地植えは一度根付いてしまえば水やりをする必要はありません。
生長スピードが速く、肥料を吸う力も強いので必要なら6月頃にも化成肥料を与える。
( 撮影日 :2017/8/19 常総市豊岡町 )
鉢植えの植え替えは春に暖かくなってくる3月頃が適しています。
いずれも枝を長さ10~15cmに切り用土に挿します。
春~夏にかけて新芽や枝にアブラムシが付き易いです。
また、他のアオイ科の植物同様に夏から秋にかけてハマキムシがよく見られます。
ハマキムシは葉を食害する害虫で、葉をつづり合わせてその中で生活します。
いずれも見つけ次第薬剤を散布して駆除します。