大きなススキ:パンパスグラス
英名でパンパスグラスとも呼ばれる大型多年草が常総市の畑の中に見られる。
高さ2-3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びて、葉の縁が鋭い。
8-10月にかけて、垂直に立ち上がった奎に長さ50-70cmの羽毛のような花穗をつける。
( パンパスグラス :イネ科 :シロガネヨシ :宿根草 )
雄株と雌株が有り、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つ。
色はややピンクがかった白銀色だが、花穂は活花やドライフラワーに使われる。
原産地はブラジル等の南米大陸の草原〈パンパス〉で各国で鑑賞用に栽培される。
( :撮影日 :2016/.9/13 :常総市豊岡町 )
大きく成長し花穂をつけた姿は見栄えが有り、公園や道路分離帯の緑化等に用いられる。
葉はススキと同様に皮膚を切り易く、伐採には手足を保護できる服装が望ましい。
育成には手間がかからないが、寒さにはやや弱く、葉が茶色になる。
関東迄なら全体が枯れる事はまずなく、翌春に新しい葉が出て来る。
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コメント
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穂が綺麗でいいのですがすごい勢いで株を増やすようですね。
近所の家でも手に負えなくなって全て刈ってしまいましたよ。
我が家ではヤバネススキの穂が出てちょうど見頃です。
十五夜の月を入れて撮ろうと思ったのですが、昨夜は曇りでした。
投稿: M | 2016年9月16日 (金) 08時43分
Mさん:あんな大きさのススキが増えると大変ですね。
まだ2年程しか見ていませんがあんな大きさで増えると大変。
ヤバネススキは、綺麗ですね。
昨日妻がヤバネススキを貰って来ました。
十五夜に最適な感じですね。
投稿: QG | 2016年9月16日 (金) 10時25分