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2015年8月20日 (木)

夏の終わりの:ニイニイゼミ

以前何度も行き、セミが多い事を知っていた、つくば市の高崎自然の森に出掛けた。

夕刻頃、色んな種類のセミが鳴き始め、ニイニイゼミの写真を撮った。

色んな緑地等で見られるが、幼虫が生存するには湿気を多く含んだ土壌が必要だと言う。

Dsc_0716

( ニイニイゼミ :セミ科 :ニイニイゼミ属 :大きさ 20-24mm )

ニイニイゼミの抜け殻は、全身に泥が付着していて他のセミの抜け殻と大きく違う。

体長20~24mmの小型のセミで、6月下旬から9月上旬にかけて成虫が見られる。

成虫は梅雨の頃の6月下旬から発生し、他のセミより早く鳴き始める。

Dsc_0691

( :撮影日 :2015/8/19 :つくば市 :高崎自然の森 )

人の手の届く範囲の木の根元に止まる傾向があるので、素手で捕まえる事も出来る。

卵は枯れ木になどに産みつけられ、約40日で孵化し、幼虫は土中で3年程過ごす。

成虫・幼虫共に口吻を突き刺して、木の汁を吸う、サクラ、ミカン、ビワ等を好む様だ。

今回も桜の幹に止まり、♂は「チー……ジー……」と繰り返し鳴いていた。

 

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コメント

セミの声を聞くと子供の頃の夏休みを思い出しますね。
ニイニイゼミが鳴き出す頃に夏休みが始まり、
ツクツクボウシが鳴くと夏休みもそろそろ終わり。

小・中・高共、桜の名所近くに有りセミの鳴き声を聞きました。
漸く、暑さも一段落し、それと共にセミの声も小さくなった気がします。
今年の夏もこれで終わりかな?

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