満開の花を付けた:ユリノキ
以前も紹介した鬼怒川堤防上の小さな公園に、ユリノキが一本有り今満開に咲いている。
後に、きぬ総合公園にも10本程大樹がある事が知ったが、ここは未だ花を付けていない。
余り剪定されない樹には花が咲かないらしく、両者の違いをある程度納得した。
( ユリノキ :モクレン科 :ユリノキ属 :落葉高木 )
背丈は15m以上になる高木で、花は梢に咲くので、見付けても、撮影が難い。
初夏の5月頃、咲く大きな黄色の花は、チューリップをイメージさせる。
花は高い枝の上の、茂った葉の間に咲くので、高い樹では気づき難い。
( :撮影日 :2015/4/30 :常総市:鬼怒川堤防 )
花からは多量の蜜が採れるらしく、花の周りには、色々な蜂等が群がっていた。
北アメリカ原産で、昔インディアンはこの木を切り、カヌーを造ったと言う。
花は綺麗だが、公園の様に広大な庭でないと大きく育てることは難しい気がする。
花の直径は5~6cm、花弁は6枚で、淡黄緑色で、基部に橙赤色の斑紋がある。
以前の記事は、こちらからご覧戴けます。
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コメント
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ユリノキは、前の小学校の校庭に幹の直径1mほどの
大木が10本あったのですが道路拡張のため全て
伐採されてしまいましたよ。
思い出に写真を撮っておきましたが残念ですね。
投稿: M | 2015年5月 4日 (月) 18時13分
小学校の校舎は懐しい場所ですね。
私の母校、渟城2小は、今は廃止されてしまいました。何に再利用するのかな?
直径1mでは大木ですね。花付きは良かったですか?
未選定では花付きが悪いとの検討結果をどう感じますか?
大きくなると選定も困難ですね。
投稿: QG | 2015年5月 5日 (火) 22時41分