不完全変態の:ナナフシの幼虫
鬼怒川堤防に車が入れない様に有る、パイプの構造物を登る小さな昆虫を見つけた。
名前を調べるのに苦労して大分時間が係ったがナナフシの幼虫と解り、スッキリした。
ナナフシは、擬態する昆虫の代表的な者で、木の枝の様に擬態するので有名な昆虫だ。
( ナナフシの幼虫 :ナナフシ科 )
昼間は木の枝そっくりに擬態して動かず自身を守り、夜間には動き出し葉を食べると言う。
写真は若虫と呼ばれる幼虫で、脚には縞模様が見られのが大きな特徴だ。
不完全変態の昆虫で、卵→若虫→成虫と言う形で変態し成長する。
( :撮影日 :2015/5/22 :常総市:鬼怒川堤防 )
不完全変態の昆虫はサナギの時期がなく、幼虫(若虫)が既に親に似た姿をしている。
餌は草食で、入手が簡単で、共食いの心配も無く、欧州では家庭での飼育も多いと言う。
又、世界でも切手の図案に採用されて親しまれ、可愛がられる昆虫の様だ。