マント姿のホタルガ
例年、庭に現れるホタルガが今年は現れないなあ・・と思ったらやって来た。
頭が赤く、羽が黒い所がホタルに似ていると言うのが名前の由来の様だ。
ホタルとは大きさも違い、発光する事もなく、どう見ても似ていないのだが、
全体の印象が明確にホタルを連想させる。
( ホタルガ :マダラガ科 )
6-7月と 9月の、年 2回、羽化し、多数の本種が見られる。
マント姿のオシャレな容姿で、触角はまるで鳥の羽の様な櫛歯状で、
黒い翅には白い帯模様があり、蛾の中ではとても綺麗である。
( :撮影日:2009/9/26 :常総市:自宅 )
本種は昼行性で、昼間にフアフアとゆっくり飛び、帯の残像が輪を描いている見える。
速く飛んで警戒信号を認知されない様だと、襲われてしまう可能性が大きい。
食樹はマサキで日本全国どこにでも生垣などに愛用されている。
食料に苦労する事ない、と言う事は、目下の生存競争の勝者の一種の様だ。
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