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2009年9月

2009年9月27日 (日)

マント姿のホタルガ

例年、庭に現れるホタルガが今年は現れないなあ・・と思ったらやって来た。

頭が赤く、羽が黒い所がホタルに似ていると言うのが名前の由来の様だ。

ホタルとは大きさも違い、発光する事もなく、どう見ても似ていないのだが、

全体の印象が明確にホタルを連想させる。

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( ホタルガ :マダラガ科 ) 

6-7月と 9月の、年 2回、羽化し、多数の本種が見られる。

マント姿のオシャレな容姿で、触角はまるで鳥の羽の様な櫛歯状で、

黒い翅には白い帯模様があり、蛾の中ではとても綺麗である。

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( :撮影日:2009/9/26 :常総市:自宅 )

本種は昼行性で、昼間にフアフアとゆっくり飛び、帯の残像が輪を描いている見える。

速く飛んで警戒信号を認知されない様だと、襲われてしまう可能性が大きい。

食樹はマサキで日本全国どこにでも生垣などに愛用されている。

食料に苦労する事ない、と言う事は、目下の生存競争の勝者の一種の様だ。

2009年9月23日 (水)

イタチの子供かな?

常総市大生郷町に有る、水海道風土博物館「坂野家住宅」の庭で

子供らしいイタチが 2匹で遊んでいるのを見つけ写真に撮った。

以前に撮影したイタチに比べて、色が褐色で黒っぽく、尾は長く

体の大きさは少し小さい感じで、子供の様だった。

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( ニホンイタチ :イタチ科 :イタチ属 )

私と目が合っても暫くは、こちらを見ており、逃げ出さない。

もう 1匹は、気が付かずに未だ餌を探していた。

お陰で、充分に撮影する時間が取れたが、日陰で有ったのが残念だった。

Dsc_0863

( :撮影日:2009/9/17 :常総市大生郷町:坂野家住宅 )

坂野家住宅は、国指定の重要文化財で一般公開やロケ地として利用されている。

坂野氏がこの地に入って来たのは500年程前で、地域の土豪であると言う。

近世にこの地域の総名主となり、新田開発などを手がけて、巨万の富を得たと言う。

現在の屋敷の原型はその頃に作られたと言われ、月波楼(書院)は見応えがある。

機会が有ったら一度御出でになってはいかがですか?

2009年9月19日 (土)

ツートンカラーのゴマダラチョウ

今月の、あすなろの里での野鳥の会の時、美しいチョウを撮影した。

調べるとゴマダラチョウの名で、有名なオオムラサキの近縁種の様だ。

翅は表裏とも黒地に大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もこれに由来する。

黒白ツートンカラーの大きなタテハチョウで、樹液にも良く集まる。

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(ゴマダラチョウ :タテハチョウ科 :アカボシゴマダラ属 )

オオムラサキと同様、翅は僅かに丸みを帯びた三角形で目立つ突起は無く、

同様に雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら飛ぶ。

成虫は年2回、5-8月に発生するが、温暖な地域では年3回発生する事もある。

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( :撮影日:2009/9/13 :常総市:あすなろの里 )

口吻の橙色も目立ち、成虫の前翅長は35-45mmで、♀の方が少し大きい。

花を訪れる事は少なく、クヌギの樹液や、柿等の腐果、獣の糞等に来て汁を吸う。

オオムラサキが見られる場所では本種も観察できるそうだが、

一般的にはこのチョウの方が個体数が多い。

2009年9月15日 (火)

青い顔のマイコアカネ

以前、紹介した千姫の墓のある、弘経寺にはヒガンバナの群生も有り、

そろそろ満開の時期で沢山のカメラマンで賑わう。

先日、ヒガンバナの下見を兼ねて出掛け、珍しいトンボに会い撮影した。

一般的な赤トンボより一回り小さく可愛らしい、顔が青い色の赤トンボだ。

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( マイコアカネの♂ :トンボ科 :アカネ属 )

成虫は7月から10月頃まで見られる様ですが

成熟した♂は顔面が青白くなり

それがオシロイを塗った舞妓さんを思わせることから和名が付けられた言う。

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( :撮影日:2009/9/13 :常総市豊岡町 :弘経寺 )

マイコアカネの生息環境は、水生植物が繁栄する浅い池や沼の様ですが

弘経寺の付近には、田んぼは有りますが、この様な場所は見つからないのですが?

結構な数を見かけるが、何処で繁殖しているのでしょう。

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( マイコアカネの♀ :撮影日:2009/9/13 :常総市豊岡町 :弘経寺 )

2009年9月12日 (土)

中々撮れないギンヤンマ

ギンヤンマは、全国に広く分布し、ヤンマ類の中では良く見られる種類である。

池がある所なら、街中でも結構見られ、子供にも人気のトンボだ。

緑色の体で、♂の腹は鮮やかな青色をしており、とても美しく

ここ 1年位写真を撮りたく狙っているが中々ピントを合わせて撮れない。

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( ギンヤンマの連結 :ヤンマ科 :ギンヤンマ属 )

頭から尾までは 7cm、翅の長さは 5cmほどの大型のトンボである。

体長に比べて翅が長く、頭部と胸部が黄緑色、腹部は黄褐色をしている。

♂と♀は胸部と腹部の境界部の色で区別出来、♂は水色、♀は黄緑色である。

大きくて、飛ぶ姿もカッコ良く、写真に収めたいのですが止ってくれない。

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( :撮影日:2009/9/5 :つくばみらい市:福岡堰 )

池や沼等、流れがない淡水に生息し、縄張りの池をパトロールする姿が見られる。

高速で飛ぶうえにホバリング等もこなし、飛翔能力は非常に高い。

成虫は交尾後に♂♀が連結したままや単独で水面に突き出た水草等に止まる。

その時を待っているのだが、めぐり会えない、何時になるのかな?

9/16写真を追加

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( :撮影日:2009/9/16 :常総市:豊岡の用水路 )

2009年9月 8日 (火)

ツマグロヒョウモンの♂

家の庭に来るツマグロヒョウモンは殆ど♀ばかりだったため気が付かずにいた。

先日友人の撮影したチョウを調べていると、それがツマグロヒョウモンの♂の様で、

余りの姿の違いで、気が付くのが遅くなってしまった。

先日散歩コースの福岡堰でツマグロヒョウモンの♂に会い撮影出来ました。

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(ツマグロヒョウモン♂ :タテハチョウ科 :ツマグロヒョウモン属 )

♂の色合いとしてはキタテハに似てはいるが違いは明確なので分かり易い。

オレンジ色が鮮やかで、かなり目立ち、後翅の外縁が黒く縁取られている。

野原や公園などに広く生息し、都市周辺でも見る機会が多い。

幼虫がパンジーなどスミレ類を広く食べる事から成虫もこれに集まってくる。

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( :撮影日:2009/9/5 :つくばみらい市:福岡堰 )

本来は西日本に生息するチョウで、関東まで進出して来たのは最近の事の様だ。

今は岩手県でも確認されたと言う事で、どんどん北上している様だ。

このチョウは新聞などで、地球温暖化の一つの象徴の様に取上げられる事が多い。

西日本で生産したパンジーの苗に卵がついて輸送され広がっているとの意見もある。

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(ツマグロヒョウモン♀ :タテハチョウ科 :ツマグロヒョウモン属 )

先のブログにツマグロヒョウモンの♀を取上げたが

動物の世界では♂の方が派手な場合が多いのですが

このチョウは♀の方が派手なのはどのような意味があるのだろうか?

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