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2009年4月

2009年4月27日 (月)

白いハンカチノキ

昨年、テレ朝の「ちい散歩」で民家に咲くハンカチノキが紹介されたのを見て

面白く、不思議な形の花で是非実物を見たく、webなどで探した。

すると近くのつくば市の実験植物園に可なり大きな樹がある事が解り

後日、出掛けたが・・・・既に花の時期は終わり、実がなっていた。

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( ハンカチノキ :ミズキ科 :ハンカチノキ属 :撮影日 :2009/4/23 :つくば市:実験植物園 )

今年を期待して花の時期を確かめ、先日再度行って見た。

幸いピッタリと当たり、沢山の白いハンカチの花が満開で満足した。

白い花弁の様に見える物は、2つの大きな総ホウ片との呼ばれる部分で

ハナミズキの構造と同じで、花弁ではないのだそうだ。

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中国の標高の高い湿潤な山地に自生する落葉高木で、樹木界のパンダ的な存在。

本種の一番の特徴は、ハンカチが垂れ下がった様な花ですね。

樹形も美しく、樹皮は橙褐色で、縦に鱗状に薄く剥がれている。

ハンカチノキが日本に最初に移植された樹は小石川植物園に有るそうだ。

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( ハンカチノキの実 :撮影日 :2008/7/9 :つくば市:実験植物園 )

都内の公園などでも植栽され、目にする機会も多くなった様ですが

ここの樹は可なり大きく、花の撮影や観察は望遠レンズが望ましい。

GW期間中も咲いている様ですので、是非多くの方に見て戴きたい。

2009年4月23日 (木)

地味な色:ジュウニヒトエ

数年前に弘経寺の庭でジュウニヒトエと言う名の雑草を見つけ感動したが

平安の宮廷服の重ね着の華やかさを例えて付いた名前と言われる。

花が重なって咲く様子が十二単に良く似いると思うが、余りにも地味な色だ。

日本固有種の様で、本州の山などのやや湿った場所に生育する。

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( ジュウニヒトエ :シソ科 :キランソウ属 :撮影日 :2009/4/15 :つくば市:高崎自然の森 )

先日、高崎自然の森に大量に群生しているのを見る事が出来た。

この森に冬鳥が少なくなった頃、枯れ葉の間から白い花穂が顔を出す。

下刈りされて明るくなった雑木林部や外垣部で、清楚な花を沢山咲かせている。

花茎は何本も立ち、全体が灰色ぽい花びらと毛で覆われた多年草。

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この仲間には園芸に利用されるアジュガがあり、我家の庭も飾っている。

形はジュウニヒトエに似ているが、濃紫色の花を付けて毎年増えている。

下の写真は、アジュガですが、こっちの方が遥かに華やかな色で

日陰でも雑草以上に良く増え、ジュウニヒトエよりも成長が速そうだ。

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( アジュガ :シソ科 :キランソウ属 :撮影日 :2008/4/27 :庭 )

2009年4月19日 (日)

何年ぶりなのかな?:笹の花

竹や笹の花の開花は、30年~120年ごと等と言われている。

そのササの花が今、常総市の元三大師の近くのヤブで開花している。

ササの種類は、アズマネザサの様だが良くは解らない。

下の写真を見て、お解かりの方は、是非ご教示いただければ幸いである。

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杉などの下草の様に生えているが、道路脇で、日当たりも悪くない。

この一帯で開花している株は、ヤブ全てではないが全体に広がっている。

花が咲くと地下茎で繋がっている全ての株が開花後に枯れると言う事だ。

来年にはヤブがスッキリ綺麗になるかも知れない。

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( アズマネザサ? :イネ科 :メダケ属 :撮影日 :2009/4/9 :常総市:元三大師付近 )

非常に珍しい物に逢えたと喜んでいるのだが

後日、野田市三ツ堀の三ツ堀里山自然園に出掛けたら同種のササに

大量の花が咲いているのをここでも見る事が出来た。

見逃したら一生見る事が出来ないとも言える貴重な花の様だが・・・・・?

近くにお住まいの方で興味のある方は出掛けてはいかがですか?

2009年4月15日 (水)

地面を縛る:オオジシバリ

背丈も花もタンポポ似の花を見つけ、名前を調べたらオオジシバリと言う。

タンポポ比で、花びらが少なく、葉の形は全く異なるが、花の雰囲気が似ている。

全国に生育する多年生で、私の見つけたのは乾燥している堤防の上でしたが

一般的には、水田の畦などのやや湿った場所に群生するようだ。

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地表付近に茎をはわせ、枝分かれしながら縦横に地を這っていく。 

葉は密に地表面を覆っており、頻繁に草刈りが行われる畦の環境に適応している。

和名の「地面を縛る」とは茎が地面を這うようにして延び、所々で根を下ろし、

その様子が地面を縛リつけているように見えるので、ジシバリの名がある。

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( オオジシバリ :キク科 :ニガナ属 :撮影日 :2009/4/8 :常総市:弘経寺 )

ジシバリとオオジシバリの2種類があるらしく、

ジシバリの葉は小さく、円形でありはやや乾燥した場所に生育し

一方、オオジシバリは葉がヘラ形で全体に大きく畦など湿った所を好む。

数日前に弘経寺の垣根で斜面の土が流れない様?群生しているのが見られた。

2009年4月11日 (土)

薮の中のモミジイチゴの花

モミジイチゴは、桜の咲く頃が開花の時期で雑木林の中で良く見掛ける。

山野に普通に生える落葉低木で葉腋に山桜のような白い花をひとつ付ける。

葉が 3 ~ 5 裂して、開くとモミジの葉に似ていることによる命名だ。

別名にキイチゴの名もあり、黄色い実がなるので付いた名の様だ。

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ヤブの中で、やや下向きに白い花が咲くので、結構目に付き易い。

樹高は2m位で、緑の枝の木で、茎は無毛で鋭い棘を持っている。

写真はつくば市の高崎自然の森での撮影だが、家の近くでも多く見かける。

果実を楽しむための人気の商品の様で、通販等でも良く見掛けられる。

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( モミジイチゴ :バラ科 :キイチゴ属 :撮影日 :2009/4/2 :つくば市高崎自然の森 )

果実は6月~7月頃に黄色に熟し、甘酸っぱくとっても美味しく

生食のほか、ジャムやシロップに加工することも出来る様だ。

果実を楽しむには、日当たりで、水はけの良い適度に肥沃な土が適し

乾燥を嫌うので、堆肥や腐葉土を入れ、湿気を保つ様にすると良い。

2009年4月 8日 (水)

美しい名のウグイスカグラ

春の草花を探して近所の雑木林を散歩していて珍しい花を見つけた。

ウグイスカグラとの名で由来は諸説ある様だが何とも美しい名だ。

鶯がこの花や実をついばむ姿が神楽を踊っているように見えるなど・・・。

淡いピンク色で先端が5つに開いたラッパ状の小形の花を咲かせる。

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( ウグイスカグラ :スイカズラ科 :スイカズラ属 :撮影日 :2009/4/02 :常総市 )

花後、10mm程の円形の果実を付け、6月頃に赤く熟し甘くて食べられる。

熟した果実は透明感があり、日に当たると透き通るような美しさだと言う。

山野に自生する落葉性の低木で、庭植や、盆栽にも良く仕立てらる。

幹の美しさと、春の愛らしい淡紅色の花と、円形の実が好まれる様だ。

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初めて見つけて珍しい木と思ったのだが、先日ひたち海浜公園にも有り

又、牛久自然観察の森ではいたる所に有り、それ程珍しくもなさそうだ。

挿し木でも着くようなので適当な時期に庭に差してみたい。

仲間にミヤマウグイスカグラと言う果実や花に腺毛が多く生え、

枝葉に毛が密集した種類もある様だ。

2009年4月 3日 (金)

紫の菜の花:ムラサキハナナ

春に淡い紫色の花を付ける、ムラサキハナナも以前は非常に珍しかったが

大変丈夫な花の様で、最近は大分増え多くの空き地や河原でも見る様になった。

正式名はオオアラセイトウで、園芸的にはアブラナ科の1年草として扱れる。

一般には菜の花に似ている所からムラサキハナナやハナダイコンとも呼ばれる。

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( ムラサキハナナ :アブラナ科 :ムラサキハナナ属 )

以前は皆が欲しがるくらい人気のある品種でしたが

1度植えつければ、こぼれた種で毎年生えてくる程大変丈夫な花た。

春の土手や野原に群生して咲き、周囲を紫色に染め、黄色の菜の花と競い合う。

本来は多年草なのだが、夏の暑さには弱く、夏までに枯れてしまう。

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( ムラサキハナナの群生 :撮影日 :2009/3/27 :坂東市馬立:延命寺付近 )

空き地や土手などに一面に咲いている所がままあり、群生すると綺麗だ。

坂東市馬立の延命寺山門前の空き地に群生しているのを撮影した。

この寺は、将門の守り本尊の薬師如来を祀っているが現在は山門だけが残るが

茨城百選にも選ばれているポイントだ。

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