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2008年9月

2008年9月28日 (日)

翅が輝くカラスアゲハ

少し前の写真になりますが、先に紹介したジャコウアゲハと同じ日に

つくば市の実験植物園で撮影出来た、カラスアゲハです。

翅裏は、黒っぽく、表が緑色・青色の金属光沢のある色で輝いている。

翅に付いた鱗粉の反射光が干渉することで発するようで

見る方向で微妙に色が変化して美しい。

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( カラスアゲハ :アゲハチョウ科 :アゲハチョウ属 

(:撮影日:2008/7/9 つくば市実験植物園で 

園内にある流水の周りを飛来していたが時々水辺に降り給水していた。

ツツジなどでよく吸蜜するが都市部には少なく、郊外でよく見られるそうだ。

こんなに目立つチョウだが毒を持っている訳でもなく、無防備のようだが

ヒラヒラと飛ぶことで、直線的な飛び方をする鳥には捕まえ難いらしい。

昆虫の世界は意外なことが多く楽しい。

2008年9月25日 (木)

千姫の墓のヒガンバナ:2008

何度か紹介した千姫の墓の弘経寺ですが、今ヒガンバナが真っ盛りです。

本堂の左側の、千姫の墓の手前の林の中が最も大きな群生です。

右手や門の外の前庭にも多く植えられ、境内は真っ赤に染まっている。

この中に珍しい白花のヒガンバナも、20本位が混じってひときわ目立つ。

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( 境内を真っ赤に染める彼岸花 :撮影日:2008/9/23 常総市:弘経寺 )

成長の仕方が特殊で、秋までは球根のままで地表には何も生えない。

秋に花茎が葉のない状態で伸びだしその先端に5~7個の花を付ける。

開花後、細い葉を出すが、翌春になると葉は枯れてしまう。

開花期には葉がなく、葉があるときは花がない。

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( ヒガンバナ :ヒガンバナ科 :ヒガンバナ属 )

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ヒガンバナ(彼岸花)の名は秋の彼岸ごろから開花することに由来するが

マンジュシャゲと呼ばれることも多く、仏教で言う『天上の花』という意味。

不吉であると忌み嫌われる事もあり、その他にも沢山の名前を持つ。

欧米では人気があり、赤、白、黄色の花弁をもつ園芸品種が開発されて

鮮やかさがあり、日本での人気も伸びてきている様だ。

2008年9月22日 (月)

爽やかな秋を彩るコスモス

コスモスには秋桜の字が当てられており秋の季語としても用いられる。

爽やかな秋を感じさせてくれる花で、私も好きなのですが成長旺盛で

大きくなり過ぎるため、狭い我庭には向かず植えられずにいる。

河原や休耕田、などに植えられ、春のポピーと共に親しまれている。

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( 筑波山を背景に咲くコスモス :撮影日:2008/9/17 下妻市ふれあい公園 )

日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育することから

近くでも利根川や鬼怒川・小貝川などの河川敷にも多数植えられている。

今回は、小貝川河川敷の下妻市のふれあい公園に行って見た。

例年より規模が縮小されたが、赤・白・ピンク・黄などが一面に拡がる。

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( コスモス :キク科 :コスモス属 :撮影日:2008/9/17 下妻市ふれあい公園 )

メキシコ原産の高原地帯で日本に渡来したのは明治20年頃と言われる。

本来一重咲きだが、八重咲きなどの品種が作り出され

また一般的には9月ごろ開花だが、6月から咲く早生品種も作られている。

秋晴れの爽やかな一日を楽しむのに最適な花のように思う。

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 淡紅の秋桜が秋の日の何気ない陽溜りに揺れている

2008年9月19日 (金)

ジャコウアゲハとアゲハモドキ

2ヶ月前、つくば市の実験植物園でジャコウアゲハを撮影しました。

広い敷地のため、トンボやチョウ・野鳥なども多く訪れ観察も楽しめる。

名前は、♂成虫が翅から麝香のような匂いをさせることに由来するそだ。

幼虫時に食べたウマノスズクサ類の毒を持ち小鳥などから身を守っている。

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( ジャコウアゲハ :アゲハチョウ科 :ジャコウアゲハ属 )

(:撮影日:2008/7/9 つくば実験植物園で )

先日、下妻市にある小貝川ふれあい公園で、ジャコウアゲハに良く似た

アゲハモドキがキンモクセイの周りを何度も往来しているのを撮影した。

蛾の一種でジャコウアゲハの擬態で天敵に毒蝶と思わせて身を守るのだ。

目玉模様を持つ蝶などもおり、色々な方法で身を守るものだと感心する。

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( アゲハモドキ :アゲハモドキ科 :アゲハモドキ属 )

( :撮影日:2008/9/16 下妻市で 

ふれあい公園の少し上流には、国蝶のオオムラサキの保護地がある。

手前にある観察小屋には、今は何もいないようで保護地に行って見た。

河川敷の保護地は非常に広く、中央部には散策路がある。

入口に”橋の破損により通行禁止”の看板があり、今回は諦めました。

2008年9月16日 (火)

ウチワを持つウチワヤンマ

守谷城跡公園で、オニヤンマがいると思い撮影したら胴体の一部が違い

縄張り争いでケガをしたのかな?と思ったら、ウチワヤンマでした。

腹部の先がウチワの様に大きく広がり、垂直尾翼の役割でもあるのかな?

ウチワヤンマは、体長7センチ程もある大型のサナエトンボ科の仲間だ。

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( ウチワヤンマ :サナエトンボ科 :ウチワヤンマ属 :大きさ:72mm 

ヤンマという呼び方が付くトンボは、だいたい大型の傾向にある。

大きく、立派で、形も特徴的で見ていて飽きないトンボだ。

時折、枝先などに止まり、撮影に協力してくれましたが

すぐにまた縄張りの警戒に飛行してしまう。

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( 撮影日:2008/7/23 守谷市:守谷城跡公園で )

開けた水面のある場所を好み、城跡公園の池の周りを周回している。

縄張りの敵を見つけた時の旋回は素早く、複眼の性能の良さに感心する。

交尾後♀は単独で産卵する、♂はその間旋回し、警戒行動をする。

体色は、黄色と黒が目立つが、足が黄色いというのも特徴のようだ。

2008年9月13日 (土)

ヤマボウシの赤い実

久し振りの樹の話題は、ヤマボウシ『山法師』です。

この樹は、初夏には、清楚な白い花を咲かせ、秋になると赤い実を付け

鳥を寄せてくれ山里を彩る樹として、昔から人々に愛されてきました。

最近は、街路樹として植えられ、街や公園でも良く見かける花木となっている。

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( ヤマボウシ :ミズキ科 :ヤマボウシ属 :撮影日:2008/6/6 乙戸沼公園で )

花の撮影は、乙戸沼公園、実の撮影は、つくば市の実験植物園です。

ミズキ科の樹で近縁にハナミズキがありこちらも街路樹として利用される。

こちらの果実は集合果にならず、果実が分離し実の形が異なっている。

ヤマボウシの実は甘酸っぱく、果実酒やジャムなどに利用される。

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( ヤマボウシの実 :撮影日:2007/9/4 つくば実験植物園で )

実には、約3mmの大きな種子が3~4個入っていて食べる部分は少ない。

果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがある。

果皮も熟した物はとても甘く、シャリシャリして砂糖粒のような食感がある。

花・果実・紅葉と3度の楽しみがあるので、庭木にも最適である。

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( ヤマボウシ? :撮影日:2008/9/1 大館市で )

今回の大館帰省で見つけた木もヤマボウシと思うのですが??

知っている方は教えて下さい。

2008年9月10日 (水)

誘蛾灯のヒトリガ

大館市のコンビニの誘蛾灯の下に珍しい蛾?がいるのを見つけ撮影した。

今回は一人暮らしの妻の母からの呼び出しで、この夏2度目の帰省でしたが

写真の蛾の名前のヒトリガも、漢字では、一人蛾かな?と想像したが、

『火取蛾』などを当て、焚き火などの明かりに良く集まる様子の名前でした。

”可愛い虫達”に相応しくないかも知れないが、色・文様が美しく取上げた。

ちなみにスイスなどでは切手の図案として採用になっている。

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( ヒトリガ :ヒトリガ科 :ヒトリガ属 :撮影日:2008/8/30 大館市で )

開翅長は 45 - 65mm であり、前翅と後翅で紋様が可なり異なっている。

前翅は茶色地に白の縞が入り、後翅は朱色地に黒斑が入っている。

通常、木などに留まる時には、前翅の下に後翅を隠しているそうだ。

しかし、危険を感じたらすばやく後翅の朱色を示して飛び立つ。

鮮やかな色は、鳥などの天敵に対する警戒色で記憶に焼きつく効果がある。

幼虫の熊毛虫は、庭などで見かけるので案外近くにも居るようだ。

2008年9月 6日 (土)

男鹿半島の入道崎

ふるさとの能代市の近くに男鹿半島があり、何度も出かけているが

帰省のおり、一人暮しの母(86歳)を連れて車で出かけてみた。

男鹿半島にはナマハゲや男鹿水族館、寒風山、入道崎など有名ポイントが

多数あるが、今回は入道崎寒風山を回ってみました。

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(海底透視船上より入道崎を見る:手前の岩が水島の一部:後ろの山は真山)

入道崎は男鹿半島の最北端の岬で北緯40度のモニュメントが設けられる。

近くには沢山の山野草が花を付けており、日本海も一望できる。

また、お土産屋も多く、昼時でしたのでサザエや海の幸を楽しみました。

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(ツリガネニンジン 撮影日 :2008/08/31 入道崎に咲く山野草)

観光遊覧海底透視船にも安価な1,000円で乗船出来ました。

当日は集中豪雨の後で、雨水の濁りで充分な視界はありませんでしたが

海底の魚や海藻・サザエ・クラゲなど、神秘的な世界を堪能できました。

乗船のため海岸に降りるには階段もきつく大変でしたが

母も元気を出してくれました。

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( オガフウロ フウロソウ科 フウロソウ属 撮影日 :2008/08/31 入道崎に咲く山野草)

寒風山展望台は標高355mの山頂にあり、遠く能代や鳥海山を望めます。

今回は山頂まで車で登り、展望レストランでコーヒーを楽しみました。

天気が良いと世界遺産の白神山地も見えるそうです。

パラグライダースクール もあり、鳥のように飛ぶのを身近で見れました。

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( カセンソウ キク科 オグルマ属 撮影日 :2008/08/31 入道崎に咲く山野草)

2008年9月 4日 (木)

乙戸沼のアオモンイトトンボ

いろいろ観察できる土浦市の乙戸沼公園でアオモンイトトンボに会えた。

水辺の淵だけですが沼の周辺全体のおり、可なりの数がいるようだ。

細くて、体長も32mm程度と小さめのイトトンボは目立ち難いが

♂は尻の青色部分は結構目立ち、目を凝らせれば見つけることが出来る。

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( アオモンイトトンボ :イトトンボ科 :アオモンイトトンボ属 :大きさ:32mm )

♀には♂と同色のものと、下の写真のようにオレンジ色から緑色に

変化するものの2種類がおり、後者は目立つ部分がなく見つけ難い。

アジアイトトンボに似ているがやや大きく、♂は腹部にある青色部の位置が

(本種は第8節と第9節の1部、アジアイトトンボは第9節)の様だ。

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( 撮影日:2008/8/26 :土浦市;乙戸沼公園で:アオモンイトトンボの♀ )

成虫は、4-10月に見られるようで、池の近くの草むらで良く見かけます。

草などに止まっている時は近づいてもあまり逃げずに観察の対象に良い。

汽水域に生息することが多いのだそうだが

この辺はかっては海の中だったからかな?

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( 撮影日:2008/8/26 :土浦市;乙戸沼公園で:アオモンイトトンボの裏側 )

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