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2008年8月

2008年8月28日 (木)

庭のツマグロヒョウモン

毎日のように1-2羽が庭にやって来るチョウにツマグロヒョウモンがいる。

何が良くて私の庭に来るのか不明だったが調べたらスミレ類が原因だ。

数年前に買い揃えた野生のスミレの場所に良くおり、幼虫も良く発生する。

幼虫は野生のスミレ類やパンジー・ビオラなどを食草としているそうだ。

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(ツマグロヒョウモン :タテハチョウ科 :ツマグロヒョウモン属 )

(:撮影日:2008/8/20 )

成虫は4月頃から11月頃まで見られ、その間に4、5回発生する。

幼虫は、体中に突起があり、いかにも毒々しいが刺すなどの危険はない。

スミレの周りにいるのは殆ど♀で、♂とは翅の模様はかなり異なる。

♂は、翅全体が典型的な豹柄だが、後翅の外縁が黒く縁取られる。

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( :撮影日:2008/8/20 :自宅の庭 :ツマズロヒョウモンの♀ )

♀は前翅の先端部が黒地で白い帯が横断し、全面に黒色の斑点が散る。

翅の裏は薄い黄褐色の地にやや濃い黄褐色の斑点があるが、

表の白帯の裏も白帯で、また前翅の根元部の色は濃いピンクである。

♀の方が色も多彩で美しいと思うのですが昆虫の世界では別なのかも?

2008年8月25日 (月)

大館市でのキイトトンボ

先のトンボが集まるといわれている大館市の芝谷地湿原植物群落

多く見られるのがキイトトンボで、湿地に入ると足元に鮮黄色の細いものが

飛んでいる、また湿地を囲む遊歩道のどこでも同様に観察ができる。

ハッチョウトンボ程ではないが、小さめでイトトンボの中で腹部はやや太め。

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( キイトトンボ :イトトンボ科 :キイトトンボ属 :大きさ:38mm 撮影日:2008/8/16 )

イトトンボの仲間だけでも、国内には12属26種がいるようだ。

体色は頭胸部が草緑色で、腹部の黄色は鮮やかで結構目立ち易い。

一般のトンボが翅を広げて停まるのにこのトンボは翅をたたんで停まる。

成虫は5~10月に見られるが、特に7~8月に多く、体長は38mm程。

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( 撮影日:2008/8/16 :大館市;芝谷地湿原食物群落にて:キイトトンボの産卵 )

♂♀が連結したまま水面近くの植物組織内に卵を産みつける様だ。

♂は♀の前胸を尾部付属器で把握したまま、脚を縮めて直立しており

これは外敵を見張り、警戒しているのだそうだ。

かつては水田のトンボであったが、早く水田に戻れる環境が

出来ると良いですね。

2008年8月21日 (木)

大舘市でのハッチョウトンボ

大館市でトンボが集まる、芝谷地湿原植物群落に行って見た。

街の中心から国道7号線を北へ6km進むと国道脇に湿原が存在する。

湿原は国の天然記念物に指定されモウセンゴケ等の食虫植物も見られる

他ハッチョウトンボを始め多くのトンボや水辺の動植物や野鳥が見られる。

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( ハッチョウトンボ :トンボ科 :ハッチョウトンボ属 ) 

(:大きさ:18-20mm 撮影日:2008/8/16 )

ハッチョウトンボは日本一小さなトンボで世界的にも最小の部類に属する。

成虫の体長は♂で20mm、♀は18mmほどで極めて小さい。

水草の上などの停っていても、あまりの小ささに見逃してしまいそうだ。

湿地には観察用のトンボデッキがあるがその先端部で多く見られた。

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(  撮影日:2008/8/16 :大館市:芝谷地湿原植物群落 :ハッチョウトンボの♂ )

♂も羽化直後は橙褐色だが、20日程で成熟し鮮やかな赤色となる。

こんな小さなトンボの縄張りは、やはり狭そうで近くに多数みられるが

縄張り争いは激しく、小さな空中戦が楽しめる。

♀は茶褐色で腹部に黄色や黒色の横縞があり別の種かと思われる程だ。

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( 撮影日:2008/8/16 :大館市:芝谷地湿原植物群落 :ハッチョウトンボの♀ )

日本全体に分布するが、尾瀬等が有名でミズゴケ類やモウセンゴケ等が

生育し、水が滲出している湿地や湿原、休耕田などに生息している。

残念ながら、近年の開発や環境汚染により

著しくその数を減少させているらしい。

2008年8月19日 (火)

大舘市でのミヤマアカネ

大館市の長根山運動公園で昨年のお盆に出かけてミヤマアカネを見かけ

再会を願って、今年も同じ場所に行き、久し振りに美しい姿に会う事が出来た。

深山に棲む茜色のトンボという意味ですが、里山の麓に多く棲息しています。

翅の縁紋の中央から内側に幅の広い褐色の太い帯がある中型のトンボです。

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( ミヤマアカネ :トンボ科 :アカネ属 :大きさ:32-38mm )

アカトンボの仲間で、体の地色は橙褐色をしていて(下図の右写真)

♂は8月中旬以降に、胴体や縁紋が赤く色付いてきます(上の写真と下図の左写真)

翅の先端に茶色の模様が入るのはいろいろ種類がありますが

翅の途中に茶色の帯と縁紋が入るのはこの種類の大きな特徴です。

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( 撮影日:2008/8/15 :大館市:長根山運動公園 )

似た種類が多くて見分けが大変なトンボ類にあって、本種の固定は難しくない。

決して珍種というほどのトンボではないが、近場では中々会えずにいる。

写真を撮る時は、まずは離れた所で撮影し、逃げられる寸前まで少しずつ近寄る。

眼は大きく良く動き、視界は前面に広く、背後から近づく分には意外と警戒されない。

2008年8月12日 (火)

庭のナミアゲハ

ナミアゲハは、一般的には単にアゲハ、又はアゲハチョウとも呼ばれるチョウですが

庭のミカンの木やサンショウの木に卵を産み付けるためにやって来るようだ。

外見は先に紹介のキアゲハに良く似ているので見比べて欲しい。

ナミアゲハは前翅の根もとまで黄白色の線が入り、全体的に黒い部分が太い。

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( ナミアゲハ :アゲハチョウ科 :アゲハチョウ属  撮影日:2008/7/06 :自宅庭 )

成虫の前翅長は4-6cm程で、春に発生する個体は夏に発生する者よりも小さい。

後翅には水色や橙色の斑紋もあり、尾状突起の内側には円形の斑点がある。

この斑点は目玉模様の役割をもち、鳥などから身を守る役割があると考えられる。

成虫の寿命は3週間位のようだが、年間、2回~5回の世代交代が行われる。

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( 撮影日:2008/7/27 :自宅庭ナミアゲハの交尾 )

サンショウなどの木に産み付けられた卵は孵化後4回の脱皮をし大きな幼虫に育つ。

この五齢幼虫はかなり大きく、一匹で葉を食べつくす程食欲旺盛である。

そしてサナギになり、春のサナギは2週位で羽化して成虫になる。

秋のサナギはサナギで越冬し春に羽化し成虫になる。

昆虫の生態は不思議ですね。

2008年8月 7日 (木)

キアゲハ:幼虫は嫌い

私の狭い庭にもアゲハ、キアゲハ、クロアゲハなどいろんなチョウがやって来ますが

中々、花には停らず写真は撮りずらいものですね。

先日守谷城跡公園近くで戯れるキアゲハが撮れたので掲載します。

花ではなく、道路にツガイで停まり、日差しを楽しんでいるようでした。

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( キアゲハ :アゲハチョウ科 :アゲハチョウ属  撮影日:2008/7/28 :守谷城跡公園付近 )

名の通り、一般のアゲハ(ナミアゲハ)に比べてやや黄色っぽいのが特徴ですが

ナミアゲハの♀も可なり黄色なのもいて、色だけでは判断できないようです。

ナミアゲハは前翅の付け根の部分も綺麗な縞模様になっており

前翅の付け根が黒くなっていることで、見分けることができる。

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 ( 撮影日:2003/7/27 :自宅の庭でオニユリの蜜を吸う )

キアゲハは北方系の蝶で、最近の温暖化のためか?都市部では減ったようですが

自宅など郊外の茨城では、未だ良く見かけます。

幼虫はセリの他、ニンジン、パセリ、ミツバなどの葉を食べるので害虫扱いですが

私も幼虫の毛虫は嫌いで退治していますが、チョウの飛来は歓迎しています???。

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