魚捕り名人のカワウ
カワウは、エサになる魚を求めて集団で季節的移動をすることが知られています。
例年、常総市の豊水橋の魚道にもアユの遡上を狙って集まって来るのですが
5月上旬には居なくなってしまうのに、今年は未だ居座っています。
今年は、春先の水量が多くアユの遡上が遅れているという事の証明の様です。
( カワウ :ペリカン目 :ウ科 :全長 約 81cm )
アユ漁で話題になるのが、長良川の鵜飼いですが、これに用いられる鳥は、
ウミウで、茨城県日立市の鵜の岬で捕獲したものを訓練するのだそうです。
ウミウはカワウより身体が少し大きく、潜水能力にすぐれています。
鵜飼漁にウミウだけが選ばれている訳は解りませんが
中国ではカワウが鵜飼に用いられている様です。
( 撮影日 :2008/5/27 :常総市豊水橋下流の魚道で魚を狙う )
カワウは魚食性の鳥で、巧みに潜水して魚などを捕食し、
1羽が、1日当り約500gの魚を食べると言われています。
上野の不忍池のカワウの集団繁殖地も良く話題になりますが
ここに来ているのもその集団かも知れませんね。
コメント
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若い頃上野は良く遊びにいきました。動物園、博物館、美術館、公園、不忍池、花見、飲食……。水上動物園となっている不忍池にたくさんの鵜がいました。ちょっと懐かしいですね。話がそれました(笑)。
投稿: とんぼ | 2008年6月16日 (月) 18時57分
上野は私の様な東北出身者には大変懐かしい駅ですね。
出張の往来時、駅や公園には何度も行きました。
思い出すのは井沢八郎の演歌ですが
娘の工藤夕貴は、今農業で頑張っていますね?
上手いPRが出来ているように思います。
投稿: QG | 2008年6月17日 (火) 00時00分