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2007年12月30日 (日)

センリョウ・マンリョウ・十両

『万両・千両・百両・十両・一両』、夫々の名の樹木があるようだ。

何れも、お正月に赤い実を付けて、おめでたい雰囲気のある木だ。

夢の大金に関するようだが、正月に相応しい話題かな?

我家には、マンリョウ・センリョウと十両の3種類がある。

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( ヤブコウジ :ヤブコウジ科 :ヤブコウジ属 :撮影日 :2006/12/5 :自宅)

ヤブコウジは、別名が十両と呼ばれ、林の下などに群生している。

樹高は10~20cmの常緑低木で、花は数個付き、秋に赤く熟す。

数年間も同じ葉と実を付け続け、「永遠の生命」が感じられる。

背が非常に低く、実の数も 少ない事から格下の十両と名付けられた。

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( センリョウ :センリョウ科 :センリョウ属 :撮影日 :2006/12/5 :自宅)

センリョウは、正月が近づくと必ず目にする縁起物の一種。

葉の上に実を付けるので見栄えが良く、色々と利用されている。

これが、万両より”軽い”イメージが有り、名付けられたようだ。

更に鳥にも見つかり易く、直に食べられ無くなるのは残念だ。

適地は、日陰で風通しが良く、また霜が避けれると実や葉も痛まない。

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( マンリョウ :ヤブコウジ科 :ヤブコウジ属 :撮影日 :2006/12/5 :自宅)

万両は、葉の下に実を付け、垂れ下がるので”重い”感じがあり

最高額の名を付られたようだ。

樹高70cm位の常緑小低木で、半日陰で水はけの良い場所が適す。

葉に隠された実は、鳥に見つかり難く、長期間残る事が多い。

発芽し易く食べられた実から新芽が多数生え、かなりの数に増えた。

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一両は、アリドオシ :アカネ科:アリドオシ属

百両は、カラタチバナ :ヤブコウジ科:ヤブコウジ属の別名。

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